2006年2月2日木曜日

「人の心はお金で計れない、”お城”の採算を云々するな」(某お城博物館副館長)



さっきやってたTBS 「きょう発プラス」。あまり見ない番組だったが、きょうのは面白かった。全国にめちゃくちゃお金をかけた「お城」博物館が続々と建設 されていると。軒並み赤字。記者が収支的に成り立っているのかどうかを問いつめると上記の答え。

全国ほとんどの県で作られてい るらしい。地元の材料をふんだんに使い地元建設会社が丁寧に作った豪華建築で、一城10億円以上のお金がかかっている。中にはシャチホコだけで1億 2000万円もかけたデラックスなものも。入場料金は取るのだが、軒並み年間1000万円以上の赤字経営らしい。

建設費の半分は地方交付税。つまり主に都市住民が払う 所得税、法人税、消費税から出される(われわれが払う税金の3分の1が地方交付税に消えて?しまうのだ)。40%は地方債。要は国からの借金(地方自治体 の破産法が成立すれば踏み倒すことが出来るお金だ)。残り10%だけを地方自治体が負担する。

あきれてものが言えないが、一番面白かったのは、上の 「迷言」。ホリエモンが「人の心はお金で買える」と言ったのを逆手にとって、最近この手の開き直りが多い。これも流行語になるか。

納税者よ、怒れ!

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